防犯性の高いガラスで空き巣を防ぐ
日本は世界と比べても犯罪率が少なく、安全な国だと言えます。ただ凶悪な犯罪だけでなく、空き巣などといった身近に誰でも被害に遭いやすい犯罪は増えており、一人一人が防犯意識を高める必要があります。空き巣は様々な経路から侵入しますが、一戸建てであってもマンションであっても、ガラスを破って侵入する確率が他の場所よりも高いことが数字にもはっきり表れています。鍵を閉めておくことは防犯上当然のことですが、鍵を閉めていても、ガラスを割ったり切ったりして侵入してくるので、一般的なガラスよりも割れにくい防犯ガラスに取り替えると良いとされています。一般的なガラスが5cmほどの厚みがあっても、外部からの衝突には想像以上に弱く、あっけなく割れてしまうことが少なくありません。しかし防犯ガラスにすればハンマーやバールなどで叩き割ろうとしても、ガラスの間に頑丈な透明の板が挟まった仕組みになっているので割れにくくなっています。空き巣は周囲から目立つことを嫌いますので、窓を破るときに時間をかけることを嫌います。もし侵入するまでに時間がかかることに気付いたら、侵入することを諦める可能性もあります。侵入を諦めさせることは防犯にもつながってくるといえます。